- 目次
- 1. 東京→尾道
- 2. 1日目
- 3. 2日目
- 4. 朱華園
- 5. 千光寺公園
- 6. ぽんぽん岩
- 7. さらに、猫、猫、猫たち
- 8. 再び、天寧寺の三重塔
- 9. 猫の細道
- 10. 尾道ラーメン、再び
- 11. レンタサイクルでしまなみ海道
- 12. 向島大橋
- 13. USHIO CHOCOLATL
- 14. 尾道ラーメン、再び
- 15. 西願時
- 16. またまた、天寧寺
東京→尾道
電車で行くなら、新幹線で福山駅で乗り換えて、尾道駅までJR一本福山駅で乗り換え
ただし、4時間以上もかかる。
悩んだ末に羽田からの国内線を利用することにした。
広島空港まで飛んで、逆戻りでバスを使う手段だ。
飛行機なら、広島までは1時間30分ほどで到着する。
ただし、空港から尾道駅まで時間がかかるため、結局は少しの時短にしかならないが、ずっと新幹線なのは飽きるので、楽しい飛行機の方にしようとこの方法に至った。
料金比較
新幹線パターンだと、片道17,980円一方で、飛行機は一番安いANAの料金プランで片道14,290円
このように飛行機の方が安い場合がある。
最安値は片道14,290円
この差額分で広島空港→尾道駅のバス代に当てれば、新幹線よりも安く早く到着することができる。
1日目
1日目は、その日の昼まで仕事納めがあったため午後出発で夜に到着。
アルパカのお店という尾道でAirbnbの民泊を営んでいる夫婦の家に泊まることに。
天寧寺までの道のり
夜の散歩道。
天寧寺三重塔がライトアップされている。
さらに近づいて写真を撮ろうと思ったら、ライトアップの時間切れ
その代わりに、美しい星空とともにパシャることができた。帰り道、逆を向くとさらに美しい景色が広がっている。
尾道大橋を向こうに、キラキラとライトアップされるしまなみ海道
アルパカのお店
宿はAirbnbで1泊6600円/2人だった。超安い。サービス料金込みで、2泊3日の15,039円
アルパカのお店に置いてあったとても鬼畜なボードゲーム♟
このゲームのルールが常軌を逸していた。ルドというゲームで、遊び方は以下のとおり。
簡単に説明すると、
こんなん終わるわけないやん。
ルド | 世界の伝統ゲーム紹介 | 世界遊戯博物館
ルドはイギリスの代表的なファミリーゲームです。元は侵略して植民地にしていたインドの伝統的なパチシという十字形の双六ゲームが、宗主国イギリスの持ち込まれ、ラテン語で遊びを意味する「LUDO」と呼ばれるようになり、形も四角いボードで行われるになりました。その後、ヨーロッパ各地や、イギリスが侵略した様々な植民地に広く伝わり、現在でも世界各地で親しまれています。
親しまれるわけないやんw
2日目
千光寺周辺を散歩する。線路のすぐ下を通れる道がいくつも。電車との距離はかなり近い。
早速猫発見。階段に座って散歩中の人から得たエサを食べている。
なんとか寺にいたイケメン猫。長毛っていいね。
梅の蕾が春をまちわびていた。
朱華園
お昼ご飯は、待ちわびた尾道ラーメン。
妻がこれまで食べた中でトップクラスのラーメンだと豪語していたので半信半疑だったが、開店前30分ほど前からの行列に並び、なんとかありついた。
ラーメンを待つ長蛇の列
誰かの書いたエッセイのひとこま。並んでる間にこれを読まされたら、ますます食いたくなる。
どーん、これが尾道ラーメンだ。背脂乗っかるほんのり甘めのピリ辛醤油で、京都ラーメンに近い振る舞いを感じる。
めちゃうまかった−!!!
うまー。
知る人は、ここの焼きそばを食べにくるらしいことは後で知った。
(広島本社の会社に勤めているため、ここの店の情報を知っている人はたくさんいた。)
千光寺公園
ロープウェイに乗って千光寺公園へ
頂上には恋人の聖地が無理やり作られていた。雪が降ってきてさみー。やはりここにも猫の像が。
頂上からの眺めはとても気持ちいい。雪が降っていなかったら、もっと見晴らしが良かったに違いない。
すでにメジロがここに。春を待ちわびて。
かっこいい角度
メジロ第三弾
と、リアル猫がここにもいた。
餌を待ちわびて
餌餌っ
ぽんぽん岩
尾道、千光寺、公式ホームページ | 広島県尾道市,千光寺は歴史ある玉の岩伝説の伝わる古寺
鼓岩は別名ポンポン岩と呼ばれ、岩の上を石で打つと「ポンポン」と鼓のような音がします。
右側の岩の傷は大阪城築城の時、石垣材として搬出すべく割りかけたノミの跡といわれています。
千載の昔から、あまたの人々が千光寺山の景観を探賞したでありましょうが、その人たちも一度はこの岩の上で、小石を手にしてこの岩の鼓をたたいてみたことでしょう。
そしてこの空洞の音を耳にして、千載万古の神秘な謎に、心を無限の昔に馳せたことは、今も昔も変わりなかったことと思います。
右側の岩の傷は大阪城築城の時、石垣材として搬出すべく割りかけたノミの跡といわれています。
千載の昔から、あまたの人々が千光寺山の景観を探賞したでありましょうが、その人たちも一度はこの岩の上で、小石を手にしてこの岩の鼓をたたいてみたことでしょう。
そしてこの空洞の音を耳にして、千載万古の神秘な謎に、心を無限の昔に馳せたことは、今も昔も変わりなかったことと思います。
本当に叩くとポンポンと音がするのでこいつは面白い。
大林宣彦監督の「新・尾道3部作」の第3作にあたる「あの、夏の日〜飛んでろじいちゃん」の1シーンにも出てくる。
映画と同じ構図でポーズ
さらに、猫、猫、猫たち
冬場で枯れた菖蒲の道を、おじさんが散歩する。そのおじさんを取り巻くように、数匹の猫たちがわらわらと追いかける。
わらわらわらわらと餌を求めておじさんを追いかける猫たち
フサフサさん
逆光に映えるにゃん
その先は崖ですよ。やはり猫は高いところから眺める景色が好きらしい。
再び、天寧寺の三重塔
昨晩、ライトアップに間に合わずにまともに見れていなかった三重塔を反対側からパシャる。
美しい眺め。構図も完璧に近い。
猫の細道
ここまで猫ワンダーランド尽くしだったが、さらに地元で有名な猫の細道へ入る。
猫の細道の入り口
道中、こんな石の置物がたくさん置いてあった。
途中で寄った猫カフェのサビちゃん。背中をポンポンするとにゃんごろなき快感を猫は覚えることを知った。帰ってウチの子にも試したら、早速グルグル状態に。それから3ヶ月ほどたった今は、ポンポンするのに飽きるほど求めてきて困ったハァ。
コンクリート道にもこんなものが埋められている。どこに猫が隠れているかわからないので、周囲を良く観察しないといけない。
尾道ラーメン、再び
お次は、麓まで降りて、
地元で朱華園の次に美味いという壱番館へ。
壱番館なのに二番目なのね。
こちらは、朱華園よりもさらに甘め。十分に美味かった。
聞くところによると、この店、もともと尾道ラーメンの通販専門で販売していたらしいが、
美味すぎて実店舗を求められたあまり作ってしまったんだそうで。
たしかにこれがネットで買えたら、、、、と思ったら、売ってるやん。
た、高え。
ぜひ現地で食べてください。
レンタサイクルでしまなみ海道
2日目は、レンタサイクルを借りて向島へ。
レンタサイクルは電動アシスト付きのママチャリ。
当日のルートはこんな感じ。しめて20kmほどで向島を半周。
なんの変哲も無いサギ
よく見る鳥
蕎麦屋のねこ
左が母親、右の子猫を見守っていることに子猫は気づいていない。
向島大橋
真っ赤な素敵な橋があったので、少し渡って岩子島へ寄り道。橋の上から
海側から
穴の空いた断崖
遠くから見えるのは造船コンビナート
こんなところで釣りができたら最高だなーと思っていたら、おったわ。
遠くに見えるタンカー。
よく見ると、蜃気楼で少し高く見えているのがわかる。奥の島も。
素敵な海岸沿いの鳥居でパシャり。かなり良い思い出の1枚になった。
USHIO CHOCOLATL
チョコレート工場ときいて、何かしらの見学ができるものとおもっていたが、古い公民館的な場所をリノベーションして、若い人たちが作ったチョコカフェだった。オシャレだったし、見晴らしも良かったんだけど、かかっている曲が趣味に合わなかった。
(なんか田舎のゆっくりした時間が一気に消えた感じ。多分、この店は都会の若者が作ったんじゃないかとおもう。)
コーヒーを一杯。
さらに先へ進むと、とても見晴らしの良い山の頂上に行き着く。
向こうにはしまなみ海道の因島大橋が見える。
水上バス乗り場まで返ってきて、対岸の尾道市本土を望む。ちょうど千光寺が見える。
ちなみに、水上バスは車もバイクも自転車も乗ることができる。だいたい片道100円くらいだった気がする。
向こうには尾道城が見える。古すぎて危険なため、取り壊すらしい。
尾道城 - Wikipedia
尾道城(おのみちじょう)は、1964年(昭和39年)に博物館として建てられた、広島県尾道市にある千光寺公園の天守閣風の建築物である。
付近には戦国時代末期に築城途中で放棄された杉原氏の千光寺山城があったが関連性はなく、歴史上存在しなかった城である。市内には戦国期の城跡はあるが、隣りの福山市の福山城天守(戦災で焼失、昭和41年復元)の影響を受け、昭和39年(1964年)に尾道商工会が観光事業の一環として外観の一部を弘前城天守に模した施設「全国城の博物館尾道城」として建設した。建築は鉄筋コンクリートの三層三階、望楼型の体裁を取っている。尾道駅の北側の丘陵上に立地し、目立つこともあり尾道市のシンボル的な存在になったが、歴史的な背景が全くないためにむしろ景観を汚すものであるという意見もあり、建築当初から厳しい論争にさらされた。1990年代に閉鎖。その後は廃墟化している。尾道市ではこの建築物の今後の利用法に関して議論をしているが、結論は出ていない。
平成30年(2018年)2月16日現在、尾道市は所有者から尾道城の土地と建物の寄付を受けた上で解体して眺めを生かした観光施設を整備するなどの方策を検討中である。
付近には戦国時代末期に築城途中で放棄された杉原氏の千光寺山城があったが関連性はなく、歴史上存在しなかった城である。市内には戦国期の城跡はあるが、隣りの福山市の福山城天守(戦災で焼失、昭和41年復元)の影響を受け、昭和39年(1964年)に尾道商工会が観光事業の一環として外観の一部を弘前城天守に模した施設「全国城の博物館尾道城」として建設した。建築は鉄筋コンクリートの三層三階、望楼型の体裁を取っている。尾道駅の北側の丘陵上に立地し、目立つこともあり尾道市のシンボル的な存在になったが、歴史的な背景が全くないためにむしろ景観を汚すものであるという意見もあり、建築当初から厳しい論争にさらされた。1990年代に閉鎖。その後は廃墟化している。尾道市ではこの建築物の今後の利用法に関して議論をしているが、結論は出ていない。
平成30年(2018年)2月16日現在、尾道市は所有者から尾道城の土地と建物の寄付を受けた上で解体して眺めを生かした観光施設を整備するなどの方策を検討中である。
らしい。
尾道ラーメン、再び
またまたまた尾道ラーメンを食す。自転車を沢山こいだ後のラーメンはうまい。
3杯目は印象が薄かった。
返却まで時間があったのでもう少しぐるり。こんな面白い坂道も。どうしても自転車を通らせたいようだ。
西願時
大林宣彦監督の作品で尾道の三部作の「さびしんぼう」のロケ地となった
またまた、天寧寺
今度は、天寧寺にちゃんと入った。とんでろ、じいちゃんでは小指のない弥勒菩薩のある長恵寺の本堂としてロケで使われた。
忘れたけど、天寧寺のなんちゃら
ひとりひとりに表情があって面白い。
この言葉がなんだか心に響いた。生きようと思った。
日が暮れて赤色にそまる空。楽しかった尾道の旅行も終わり。
また、帰ってきたいと思う場所だった。
ホストファミリーの夫婦も優しかった。