パッセンジャー
キャスト

ジェニファー・ローレンス
オーロラ・レーン役

クリス・プラット
ジム・プレストン役

マイケル・シーン
アーサー役

ローレンス・フィッシュバーン
ガス・マンキューゾ役

アンディ・ガルシア
解説
「ハンガー・ゲーム」「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンスと「ジュラシック・ワールド」のクリス・プラットが主演を務め、宇宙船内で極限状態に置かれた男女の愛と運命を描いたSF大作。20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥム監督がメガホンをとり、「プロメテウス」のジョン・スパイツが脚本を手がけた。(映画.comより)評価:★★★★☆
総じて、見て良かったと思える作品。なによりも、二人の優秀な俳優の存在があってこそと思える。
クリスプラットは、マーベル映画のガーディアンズオブギャラクシーで宇宙モノの役にぴったりだということはすでに証明済みで、
ジェニファーローレンスは誰もが疑うことのない自然派・本格派の俳優で、
2人は本作の中でも、役柄の置かれた状況や立場に対して、忠実にイメージした演技ができていたと思う。
また、セリフのある俳優が全部で4人というミニマムな設定も独特の空気を醸し出していた。
脚本も個人的には期待以上のものがあった。
目的地まで残り90年以上もかかる絶望的な状況の中で、主人公たちが取る行動に是非とも最後まで自分なりの考えを持ちながら観ると、一層楽しめる作品になっている。
観た後に、あの後こうだったらどうなってたんだろうとさまざまなエンディングを想像することができるのも◎
リアリティはさておき、オススメの作品。