飲食店、食卓に打撃 “ニンジン”が高値 2021-03-30


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和食にも洋食にも、どんな料理にも使える万能野菜、ニンジンの値段が今、上がっています。
東京の市場では、平年に比べて3割から4割ほど高値で取引されています。
どんな背景があるのか、取材しました。
   ◇都内の中華料理店。
人気メニューというのが、肉を200グラムも使った巨大な肉団子入りのカレーです。
(獅子頭カレー 1280円 ※数量限定)しかし、今、“ある野菜”の仕入価格の高騰に頭を抱えていました。
揚子江菜館・常務取締役 沈松偉さん「ここ辺りにきて(仕入れ値が)急騰しているのはニンジンですね」カレーに無くてはならないニンジンの仕入れ値が、例年と比べ4割ほど高値になっているというのです。
さらに、中華に欠かせないネギも高値が続いていて、例年に比べ、4割ほど高くなっているといいます。
揚子江菜館・常務取締役 沈松偉さん「(仕入れ値)高くなるからといって、客単価、売るものは定価のままですから、そりゃ打撃ですね」   ◇高値は、都内のスーパーでも…スーパーイズミ・社長 五味衛さん「3月10日頃から新ニンジンになってから、とても(仕入れ値)高くてびっくり」例年なら、2本入りで90円ほどで販売しているニンジンですが、30日は、3割ほど高い120円で売っていました。
スーパーイズミ・社長 五味衛さん「普通の半分以下の売れ口ですよね。
高すぎちゃって」ニンジンにネギ。
どちらも食卓を彩るおなじみの万能野菜ですが、東京の市場では、平年に比べて2割から3割ほど、高値で取引されています。
お客さん「(高値だと)ちょっと避けちゃうかな」お客さん「安いって分かってる日にたくさん買って」   ◇ニンジンの産地では何が起きているのでしょうか?戸張農園・農主 戸張恭隆さん(千葉・松戸市)「ここがニンジンが全面にあった畑です」本来なら、まだ、ニンジンの収穫が続いている時期だといいますが、既に収穫を全て終え、畑には別の野菜が植え付けされていました。
その理由とは…戸張農園・農主 戸張恭隆さん「2月から陽気がよかったので、ニンジンが花を咲かせようとして(花が咲くと)商品価値がなくなってしまうんですね」春に花が咲くと中が空洞化して出荷できなくなるニンジン。
例年は花の咲く前、3月の終わりまで出荷が続きますが、今年は暖冬だったため、成長が進み、1か月ほど早く花が咲く事態になりました。
そのため、例年より早く出荷せざるを得なくなり、現在、市場全体に出回る数が減少、卸売価格が高値となっているのです。
   ◇一方で、安くなっている今が旬の“春野菜”があります。
お昼時、店の前にできた人だかり。
みなさんのお目当ては、たっぷりの野菜を食べられるサラダボウル。
20種類以上の旬の野菜などから、好きなものを選び、オリジナルのサラダをいただけます。
今、仕入れ値が安くなっている“春野菜”というのが春キャベツです。
WithGreen・副社長 武文謙太さん「市場で春キャベツのキャベツがすごく余ってしまってるので、価格の低下につながっています。
それはとてもありがたいと思っています」今の時期に甘みを増す“春キャベツ”が、市場で余っているというのです。
農水省によりますと、今年の暖冬は、ニンジンと違ってキャベツにとっては好都合。
よく成長し、豊作となったため、出回る数が多くなり平年に比べておよそ5割、安くなっています。
キャベツの安値は、4月いっぱい続く見込みだということです。
(https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-848013.htmlより引用)

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