大黒屋店主が多店舗展開の夢を託したという。
株式取得は昨年12月29日付で、買収額は非公表。
大黒屋は旭川市内に1店舗を構えるだけだが、新型コロナウイルス感染拡大前は、連日観光客や地元の人で長蛇の列ができていた人気店だ。
壱番屋によると、子会社化に際しては大黒屋創業者の織田賢児社長が壱番屋に、かねての希望だった多店舗展開を依頼したという。
壱番屋は大黒屋の商品力や、ジンギスカンという料理の伸びしろを評価したという。
ただ、同社は「今の店舗は営業を続けるが、今後の展開は未定」としている。
壱番屋は、1982年に創業。
昨年12月末現在で、中国やタイ、アメリカなど海外も含め1478店舗を展開し、カレー店のほか、あんかけスパゲティ店や鉄板ハンバーグ店も出店している。
売上高は年間996億円。
(https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/business/asahi_region-ASP1D6RL2P1DIIPE00K.htmlより引用)