白鵬感染に角界激震、通常開催探る初場所へ警戒強化 2021-01-05


図 この記事のタイプ傾向 (「注意」「新型コロナウイルス」「懸念」「絶望」「誇る」「死去」「発表」「決定」)

(https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-210105-202101050000689.htmlより引用)
角界に激震が走った。
日本相撲協会は5日、横綱白鵬(35=宮城野)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。
入院措置となり、初場所(10日初日、東京・両国国技館)出場は絶望的な状況。
三役以上では初の感染となった。
菅義偉首相は1都3県を対象とした緊急事態宣言の再発令について、7日に決定する方針を表明。
観客の上限を約5000人として開催を目指す初場所に向けて、危機感が高まりそうだ。
   ◇   ◇   ◇協会によると白鵬は3日に嗅覚異常の症状を訴え、4日にPCR検査を受けて5日朝に陽性と確認された。
発熱などの症状はないが、電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、保健所の指導のもと入院した。
懸念されるのが、部屋での集団感染だ。
4日まで白鵬も都内の部屋で稽古を行っていたが、5日時点で白鵬以外に症状を訴えている部屋関係者はいないという。
同部屋には十両石浦、炎鵬ら力士16人が所属。
協会は念のため、同日に先行して師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)ら部屋関係者全員を対象にPCR検査を行った。
「結果が出ても今日(5日)夜遅いんじゃないか」と同広報部長。
所属力士の初場所出場は、現状では不透明とした。
史上最多44度の優勝を誇る白鵬は、昨年11月場所後に横綱審議委員会(横審)から史上初の「注意」の決議を下され、初場所は再起を懸ける場所だった。
右膝の負傷などを理由に、昨年11月場所まで3場所連続で休場していたが、昨年12月には両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古に参加。
貴景勝、朝乃山の2大関と三番稽古を行うなど計4日間で63番取って順調な調整ぶりを印象づけていた。
同月23日には綱打ちを行い「まずはけがをしない体作りをしながら走りたい。
その走る中で結果を出していきたい。
もちろん若手の壁になりつつ」と意気込んでいたが、思わぬかたちで出場への道が閉ざされた。
角界では年明けに、荒汐部屋で前頭若隆景ら12人の集団感染が判明したばかりだった。
菅首相は5日、1都3県が対象の緊急事態宣言を再び発令する方針を表明した。
早ければ7日にも発出する。
協会は昨年、緊急事態宣言の延長に伴い5月の夏場所を中止したが、前日4日時点で芝田山広報部長は「(初場所は)今のところ中止とか無観客とかそういうようなことは何もない」と説明。
現状では開催方針を変更する方針を示していない。
協会は政府の方針を待ちながら、必要によっては臨時理事会を開いて対応を協議する。
初日まで残り5日。
看板力士の感染を機にさらに警戒心を強め、通常開催の可能性を探っていく。
◆白鵬の立場 昨年5場所で皆勤した場所は、優勝した春場所だけ。
3場所連続休場となった11月場所後には、横綱審議委員会(横審)で横綱鶴竜とともに史上初の「注意」の決議を受けた。
休場日数の多さを指摘する横審の矢野弘典委員長は「来場所には是非覚悟を決めて備えていただきたい」と、進退を懸ける覚悟を求めていた。
◆新型コロナウイルス禍の角界の主な動き▽20年3月1日 日本相撲協会は臨時理事会を開き、春場所の史上初の無観客開催を決定。
▽同22日 感染者を出さず春場所千秋楽を迎える。
▽4月3日 夏場所と名古屋場所開催の2週間延期を決定。
▽同10日 三段目力士の勝武士さんが感染。
角界では初。
▽同25日 高田川部屋で力士ら6人の感染が判明。
▽5月4日 夏場所中止が決定。
名古屋場所の会場を東京に変更し「7月場所」として開催する方針を示す。
▽同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳で死去。
▽7月13日 7月場所の開催を正式決定。
1日あたりの観客数の上限を2500人に設定。
▽9月10日 協会は玉ノ井部屋の力士18人の新型コロナ感染を発表。
▽10月19日 協会は11月場所の観客数の上限を約5000人に引き上げることを発表。
▽12月11日 立浪部屋で平幕の天空海ら力士10人の集団感染が判明。
▽21年1月1日 荒汐部屋で平幕の若隆景ら計12人の感染が判明。
(https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-210105-202101050000689.htmlより引用)

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