天の川のブラックホールを初撮影 国立天文台など 2022-05-12


図 この記事のタイプ傾向 (「安定」「不安」「不安定」「真っ暗」「発表」)

(https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_life_science_NM3T5TD275KZRFR3NQ5DE3U7YM.htmlより引用)
宇宙で最も重く、謎に包まれた天体であるブラックホールのうち、太陽系がある天の川銀河の中心に位置する「いて座Aスター」の撮影に成功したと、国立天文台などの国際チームが12日、発表した。
非常に強い重力であらゆる物質をのみ込むため、姿を見ることが困難なブラックホールの撮影成功は世界で2例目で、身近な天の川銀河では初。
いて座Aスターは、地球から約2万7000光年の距離にあり、太陽の400万倍の質量を持つ。
その存在は欧米の研究者が観測で指摘し、2020年のノーベル物理学賞に輝いた。
だが、光さえ引き込まれて出てこないことから真っ暗で、撮影はできていなかった。
そこで国際チームは、国立天文台などが建設した南米チリのアルマ望遠鏡や米欧、南極など6カ所計8基の電波望遠鏡を連携し、地球サイズの巨大な望遠鏡に匹敵する高解像度の観測体制を構築。
17年4月に観測を行い、データを解析した結果、周囲のガスが引き込まれる際に輝く様子を捉え、明るい円形の中央部にある「黒い穴」のような姿を浮かび上がらせることに成功した。
国際チームは同じ手法で19年、世界初のブラックホールの撮影成功を発表している。
対象は、5500万光年離れたおとめ座のM87銀河の中心にあり、太陽の65億倍の質量を持つ巨大ブラックホールだった。
観測時期は同じだが、いて座Aスターは周囲の物質の動きが速く不安定なため、M87銀河の解析が先行した。
M87銀河のブラックホールは、ガスが猛スピードで噴出するジェットという現象が確認されているが、いて座Aスターにはなく、両者は特徴が異なる。
画像を比べれば、違いが生じた理由や銀河の形成に与える影響の解明につながる。
現在の物理法則が重力が強い空間で成立するかどうかの検証にも役立ちそうだ。
(https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_life_science_NM3T5TD275KZRFR3NQ5DE3U7YM.htmlより引用)

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