田中邦衛さん ポリシーは「庶民こそ人生のプロ」撮影先まで電車、バス移動 銭湯で人間観察 2021-04-03


図 この記事のタイプ傾向 (「諦め」「悲しみ」「苦労」「好き」「大切」「大好き」「人情」「死去」)

(https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20210403-0038.htmlより引用)
 ◇田中邦衛さん死去 ドラマ「北の国から」から映画「仁義なき戦い」まで幅広い名演で人気を博した田中邦衛さん(享年88)の突然の訃報に芸能界では悲しみが広がった。
田中さんは仕事の現場まで電車通勤するなど私生活は庶民派。
人間観察が大好きで、その感性を大切にして役に生かし続けた。
 「北の国から」の人情味あふれる黒板五郎そのままの人だった。
庶民派の感覚を大切にし、その人柄も飾り気がなかった。
 仕事先にも電車やバスで移動した。
車内では必ず人間観察し、役作りに生かした。
ポリシーは「庶民こそ人生のプロ」。
ロケ先では自転車を借りて街をゆっくりと巡り、銭湯に入るなどして、その街の生活を肌で感じた。
銭湯で老人に「あんた、あの奇妙な役者にそっくりだな」と、本人だと気付かれずに言われたこともあったほどだ。
 岐阜県から役者を目指して上京し、1955年に俳優座養成所に入って以降は、3畳一間の下積み時代が続いた。
少ないチャンスをものにしようと、必死に役作りに打ち込み、料理人を演じるに当たってホテルのコック長に弟子入りしたこともあった。
 養成所に入る前の10カ月間、地元の同県多治見市で中学校の代用教員を務め、国語、英語、体育を教えていた。
教育者としての自信がなくて生徒を叱れず、教師を辞めようと思った時に、いったん諦めた役者への夢が再び膨らんだ。
3度目の挑戦で養成所の入所テストに合格。
紆余(うよ)曲折を経て、苦労して俳優の道に進んだからこそ、長い下積み生活でもへこたれることはなかった。
 無類の照れ屋でボソボソと話す。
ヘビースモーカーだが、酒は一滴も飲めず、競馬や麻雀、ゴルフもやらなかった。
86年、54歳の時に映画「ウホッホ探検隊」でブルーリボン賞の主演男優賞を受賞した。
当時の取材には「どんな道でもちゃんとやっていこうとしたら苦しまなければいけない面が絶対あるはず。
しかも年になれば振り絞ってやっていかなくちゃなんない」と、紫煙をくゆらせて話していた。
(https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20210403-0038.htmlより引用)

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