現金、独り勝ちの様相−株も債券も敬遠し「資本の保全」に集中か 2022-05-10


図 この記事のタイプ傾向 ()

(https://news.goo.ne.jp/article/bloomberg/business/bloomberg-RBMYHZDWRGG201.htmlより引用)
(ブルームバーグ):今の相場急落局面で、投資家は現金を除くほぼ全ての資産を敬遠しているようだ。
  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は今月に入り、株価と債券相場の下落にもかかわらず0.6%上昇し、他の全ての資産に対し独り勝ちの様相を呈した。
米財務省短期証券(TB)に連動する上場投資信託(ETF)には5週連続で資金が流れ込み、2020年以降で流入額が最も大きくなった。
  それら全ては、投資家が「資本の保全」という一点に現時点で集中している様子をうかがわせる。
経済成長減速とインフレの持続、中国のゼロコロナ政策の下でのロックダウン(都市封鎖)強化といった要因が重なり、有害な投資環境が形成された。
インフレ高進の下で選好される商品でさえ、9日は世界的な売りに屈した。
  リチャード・バーンスタイン・アドバイザーズの副最高投資責任者(CIO)、ダン・スズキ氏は「この種の市場のボラティリティーを経験する場合、現金という安全な場所に投資家は押し寄せる。
今は間違いなくそのような力学が働く状況だ」と指摘した。
  「債券と現金の組み合わせに株式から乗り換えるのでなく、株式と債券の両方を売って現金化する動きとなっており、その結果として現金への需要が急増している」とスズキ氏は分析した。
   ブラックロック・ファイナンシャル・マネジメントのグローバル債券CIO、リック・リーダー氏も先週、「われわれは現金を両手で抱えている」と説明。
同社は質の高いトレードの比重を増やしており、投資適格クレジットおよび最高格付けの資産担保証券(ABS)を選好し、ジャンク(投機的格付け)債を減らしているという。
(https://news.goo.ne.jp/article/bloomberg/business/bloomberg-RBMYHZDWRGG201.htmlより引用)

関連記事