現在の心境を聞かれると「プレッシャーになるので言わないでほしい」と笑った一方で、「自分が勝つためにできることを、ちゃんと準備をしっかりしてマウンドに立ちたいと思います」と表情を引き締めた。
カブスに在籍した昨季は、8勝3敗、防御率2・01と抜群の成績を収め、サイ・ヤング賞の投票で2位に入る活躍を見せた。
トレードで移籍した新天地でも、エースとして期待されており、06年以来15年ぶりの地区優勝へのキーマンと見られている。
「自分でいいのかなという気もあるけど、期待はしてもらっていると思うので、このチームに入れてもらえてるということをちゃんと感謝して、日々野球に打ち込んでいきたいなと思います」。
年間を通して温暖な気候の本拠地サンディエゴ入りして数日。
「家も球場も街も最高の環境」と、早くも好印象を抱いた。
「いつかサンディエゴでちょっとだけでもプレーしたいと思っていた時があった。
神様が、自分のキャリアの最後にご褒美としてくれたのかなと思うと、ちょっと感慨深いものがありますね」。
3月25日の最終調整登板(レンジャーズ戦)では、3回4失点と課題を残したものの、しっかりと修正した。
「昨日のブルペンでちょっと良くなって、今日のキャッチボールもすごく良かったので、ちょっと自信が出て来ました」。
メジャー10年目。
心身ともに円熟期を迎えたダルビッシュに、現時点でスキは見当たらない。
(https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/npb/f-bb-tp2-210401-202104010000045.htmlより引用)