この間、カラスの群れに襲われる様子も見られたが、けがはなく元気な様子という。
八重姫は3歳で、全長65センチ、体重1・2キロ。
昨年12月27日午前8時ごろ、飼育員が清掃で猛禽舎に入った際に、扉の隙間から飛び出した。
同園によると、二重扉のうち外扉の鍵を閉め忘れたことが原因で、飼育員約15人が年末年始の休日を返上して追跡。
当初は城周辺を飛び回っていたが、ここ数日は空腹からか、園内に置かれたまき餌に興味を示すようになっていた。
そして逃げ出してから10日目の5日夕、餌の馬肉を食べようとした際に網状のわなが脚にかかり、最後は飼育員が大きな網で保護。
安井聖二園長は「何とか捕獲できて安心した」としつつ、「ご心配を掛けて申し訳ない。
改めて飼育施設の施錠を徹底したい」と陳謝した。
今後は飼育員に安全講習を実施し、猛禽舎の外扉に二重鍵を付けるなどの対策を取るという。
(https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20210105027.htmlより引用)