動物園がウサギ15匹を感染防止で安楽死…市民からは賛否の声 2021-03-30


図 この記事のタイプ傾向 (「安楽」「恐れ」「苦痛」「回復」「疑い」)

 盛岡市動物公園「ZOOMO(ズーモ)」が、飼育していたカイウサギ全15匹を安楽死させたことが分かった。
数匹に慢性鼻炎を引き起こすパスツレラ症の症状がみられた。
感染防止のためだが、重症化していない個体も含まれていたため、市民などから賛否の声が上がっている。
 同園によると、カイウサギは子供動物園で飼育されていたもので、昨年11月中旬から数匹に、くしゃみや鼻水などの症状が見られるようになった。
園では、パスツレラ症への感染を疑い、全てのカイウサギに抗生剤を注射したほか、獣舎の消毒などの対策をとった。
しかし、症状はほかの個体にも広がった。
 園では1匹ずつ隔離したケージで飼育する方法も検討した。
しかし「飼育場所を移すと、感染を広げる恐れがある」「QOL(生活の質)が低下し、カイウサギにとって苦痛となる」などとして、治療を継続せず、全15匹を安楽死させることを決めた。
23日に公式ホームページやツイッターで公表したところ、「動物の命を何だと思っているのか」といった批判や、「苦肉の策だったと思う」など理解を示す意見が相次いだ。
 市は昨年、動物の習性に沿った飼育環境を目指す「アニマルウェルフェア(動物福祉)」を重視する、新たな園の運営方針を明らかにした。
同園では、動物の安楽死について、〈1〉治療を行っても回復が見込めない〈2〉生活の質が低下したままである〈3〉症状の進行により苦痛を伴う――という三つの基準を元に判断しており、「基準に従って、園内で何度も話し合い判断した」としている。
(https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210329-567-OYT1T50211.htmlより引用)

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