4月29日の阪神戦(東京D)では3回64球、3安打2失点で降板。
翌30日に右肘の違和感のため出場選手登録を抹消されていた。
大事を取っての措置だったが、同日は東京Dで試合前練習に参加し、50メートルほどの距離でキャッチボールもこなしていた。
以降はG球場で故障班としてリハビリを行い、5日にはブルペン入り。
立った捕手を相手にカーブも交えて35球を投げ、早期復帰へ意欲的に動いていた。
桑田投手チーフコーチも状態を確認した上で「痛みも出ずに順調に回復しているということなので、来週に期待したい」と、1軍復帰させる方針を明かしていた。
登板順では先発が考えられた戸郷は、次カード以降に回る見通しだ。
エース不在となり、わずか10日間しか経っていないが、チーム状況は激変した。
菅野が登録抹消された時点では首位を走っていたが、菅野に続き、坂本、吉川が戦列を離れたことで、得点力、守備力が低下。
さらにここまで盤石だった救援陣も大量失点し、堀田、赤星が2軍再調整になるなど、先発陣の台所事情も苦しい。
万全の状態で復帰できれば、不振のチームにも光が差し込むはずだ。
(https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20220509-OHT1T51204.htmlより引用)