早田ひな世界5位浮上も中国との差は拡大…元凶「Tリーグ」が卓球強化に逆行“負のループ”に 2022-05-12


図 この記事のタイプ傾向 (「不満」「発表」「期待」)

(https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/sports/nikkangendai-833428.htmlより引用)
 今月3日に国際卓球連盟(ITTF)が発表した卓球女子世界ランキングで、早田ひな(21)が伊藤美誠(21)を抜いて日本女子最高の5位に浮上した。
 伊藤は東京五輪で3つのメダルを獲得し、強豪の中国勢を押しのけて日本人過去最高の世界ランク2位になったこともあるが、今季は国際大会では苦戦。
6位まで順位を落とした。
 結果が出なければ順位が下がるのは当然だが、世界ランク上位4人はすべて中国勢。
しかも、1位の陳夢は5225ポイントなのに対し、日本トップの早田は2535ポイント。
倍以上の開きがある。
昨年から新しい国際大会「WTT」がスタートし、ポイントの稼ぎ方も大きく変わったが、中国勢には関係なさそうだ。
■レベルアップを阻む「Tリーグ」 一方、新型コロナの影響でWTTの開催自体が混乱の渦中にあることも考慮し、日本国内ではパリ五輪代表の選考条件から世界ランクを撤廃。
独自の選考基準を設け、その中には国内セミプロリーグ「Tリーグ」での成績も加味されている。
 ある卓球関係者は「これが世界との格差を広げる原因のひとつになりかねない」と警鐘を鳴らす。
「Tリーグはもともと、中国の国内リーグ『超級リーグ』を参考にしたといわれ、国内で選手同士が研鑽を積むことが選手層強化に効果があると期待されてきた。
しかし、日本は頂点同士が競う中国とは違う。
日本のライバルは中国勢で、世界で戦った方が経験を積んだり技術を磨けたりするのは明らかです。
 正直、五輪代表候補選手が国内で自身のレベルアップにつなげられるのは限定的。
卓球はダブルス以外は個人競技ですが、それを団体戦というチームプレー要素の強いTリーグで、常に高いモチベーションを保ちながら何試合もこなすのは難しい。
でもTリーグが選考条件に入っている以上、参加せざるを得ない。
選手からの不満の声も大きくなり、技術レベルは上がらない。
世界との差がさらに広がる状況に陥っています」 強化に逆行する負のループ。
それを警戒してか、伊藤は今季もTリーグ参加を拒否している。
それでも、伊藤が不調となれば万事休す。
世界ランクのトップ10から日本人選手の名前が消える日が来るかもしれない。
(https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/sports/nikkangendai-833428.htmlより引用)

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