菅首相と二階幹事長が震えた世論調査の数字 4月の補選と再選挙で3連敗の悪夢 2021-04-06


図 この記事のタイプ傾向 (「注意」「新型コロナウイルス」「後ろめたさ」「厳しい」「不安」「震え上がる」)

(https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2021040500078.htmlより引用)
 永田町では4月25日に投開票が予定される補欠選挙、再選挙の行方が注目を集める。
 まもなく衆院北海道2区、参院長野選挙区、参院広島選挙区3つの選挙区で戦いの火ぶたが切っておとされる。
うち北海道2区は元農相、吉川隆盛被告が贈収賄事件で起訴されたため、自民党は不戦敗だ。
「長野、広島で2連敗すると菅政権は一気に転覆しかねないと内心、みんな思っています。
4月25日の結果次第で解散が早くなるかもしれません」 自民党の当選2回の若手議員はこう不安な胸中を明かした。
 しかし、選挙区情勢を見ると、参院長野選挙区は厳しい。
羽田雄一元国交相が新型コロナウイルスに感染して急死。
それを受けての弔い合戦なので自民党は形勢不利だ。
父である羽田孜元首相が築いた強固な地盤が長野全体に広がっており、自民党は小松裕元衆院議員を擁立したものの、歯が立たないというのが現状だ。
「世論調査ではダブルスコアに近い差がついている。
羽田氏の支持はすごいものがあり、とても勝ち目はない」(自民党の地方議員) 自民党が最後の望みをかけているのは、参院広島選挙区の再選挙だ。
 自民党は元経産省官僚の西田英範氏、立憲民主党や共産党など野党はアナウンサーの宮口治子氏を擁立し、一騎打ちとなる。
 だが、元法相の河井克行、案里元夫妻が2900万円ものカネを買収目的でばらまき、東京地検特捜部に逮捕され、議員辞職に追い込まれての再選挙だ。
 おまけに河井夫妻からカネをもらった広島県内の自民党の地方議員や政界関係者は40人を超える。
自民党にとっては超逆風が吹く中での選挙となる。
「広島県連からは名簿だポスターだ、動員とか色々と指示がある。
けど、怖くてとても動けません。
行く先々で『あんた河井からカネ貰ったんじゃけんのう』と皮肉たっぷりに言われるので困っています」 こう話すのは、河井夫妻からカネを受け取ったことを裁判で認めた広島の県議議員だ。
 河井夫妻が逮捕された公職選挙法違反事件は、カネを出して買収した側はもちろん、もらって買収された側も立件されるのが、本来のあるべき姿だ。
 元東京地検特捜部の郷原信郎弁護士はこう指摘する。
「河井夫妻の逮捕は当然だが、もらって買収された被買収の人たちに今もって、検察から処分が下されないのは、おかしい。
法廷で大半の地方議員が買収目的でカネを受け取ったと認めているのにおとがめなしです。
2019年の参院選で自民党本部が1億5千万円もの選挙資金を河井陣営に送った使途もうやむやのままになっています」 後ろめたさから自民党の広島の地方議員らは動きが鈍く、盛り上がりに欠けているという。
事実、広島県連幹部も「事件に関わった議員は動かないで」と注意しているという。
「小泉進次郎環境相、河野太郎ワクチン担当相ら知名度が高い幹部の応援要請しようにも、イメージが悪すぎて、とても打診できない状態です」(自民党幹部) 案里氏が当選した19年の参院選では広島選挙区定数2に対して野党も議席を獲得。
もし自民党が今回、敗れると2議席を野党に独占されてしまう前代未聞の事態となる。
そして4月に入り、震え上がるような世論調査の数字が届いたという。
「3月末には5ポイントほど自民党の西田氏が野党候補の宮口氏をリードしていたが、4月に入って形勢が変わってきた。
今はほぼ横並び。
西田氏がやや優勢も2ポイントほどの差しかない。
まだ出馬表明して1ヶ月にも満たない宮口氏に追い上げられている。
西田氏の事務所開きの際、広島県連会長の岸田文雄元外相が地元の県議、市議を集めて、ハッパをかけていた。
それなのに支持は上がらず、手応えがないいかに河井夫妻の事件の影響が大きいのか痛感している」(自民党の広島県議) この数字に最も慌てているのが、自民党総裁である菅義偉首相だ。
案里氏の選挙戦では何度も広島入りして、仲良くパンケーキを一緒に頬張る動画まで公開した。
「菅首相にとって広島は相性がいいと思っていたようだ。
広島だけは死守し、1勝1敗1不戦敗というのが菅政権の既定路線。
そこから衆院解散総選挙の日程を考えようという方針だった。
広島もダメだとなれば、菅降ろしが始まるだろう」(自民党幹部) 4月25日は名古屋市市長選の投開票も行われる。
こちらは現職の河村たかし市長に、自民党を離党した横井利明氏が挑む。
選挙に強い河村氏だが、今回は愛知県の大村秀章知事に対するリコールの偽造署名問題で逆風が吹いている。
「世論調査で河村氏と横井氏の差が拮抗と聞いている。
名古屋市は政令指定都市なので、野党系の河村氏に勝って自民党が市長の椅子を奪還すれば、金星となる。
20日前後に菅首相が伊勢神宮を参拝するので、その際、名古屋に電撃的に応援に入るという話もでている。
ただ名古屋も落とせば、4連敗となり、まずいことになるだろう」(前出・自民党幹部)  自民党の二階俊博幹事長は4日放送のテレビ番組で、菅内閣不信任決議案が野党から提出されたら「直ちに解散だ。
その覚悟がありますか」と挑発した。
しかし、その本音は補選そのものをリセットしたいのかもしれない。
(https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2021040500078.htmlより引用)

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