イギリスの1日の死者、1000人超える 昨年4月以降で最多 2021-01-07


図 この記事のタイプ傾向 (「新型コロナウイルス」「死亡」「恐れ」「具合が悪い」「大事」「悪い」「支援」「通報」「回復」)

(https://news.goo.ne.jp/article/bbcworldnewsjapan/world/bbcworldnewsjapan-55556852.htmlより引用)
イギリスで6日、新型コロナウイルスによる死者が新たに1041人確認された。
1日あたりの死者数としては昨年4月以降で最多。
新規感染者は6万2322人で、前日からの増加幅としては、大規模なウイルス検査を始めてから最大となった。
イングランドでは変異株の感染拡大を食い止めるため、5日から3度目となるロックダウンが敷かれている。
マット・ハンコック保健相によると、英国内の病院に入院中の感染患者は3万74人。
救急搬送を担う機関は、状況が非常にひっ迫しているとした。
現在の入院患者数は、これまでのピークだった昨年4月12日の2万1684人より39%多い。
また過去1週間に、ウイルス検査で陽性判定が出てから28日以内に死亡した人の数が前の週より37%増加した。
感染症が専門で、パンデミックについて政府に助言するアンドリュー・ヘイワード教授は、死者数について「地域での感染が確認されてから2〜3週間遅れて」増加する傾向にあると指摘。
今後数週間は死者数が増加し続ける可能性があると述べた。
「ロックダウン措置によって死者数は抑え込まれると思うが、そうなるまでに少し時間がかかるだろう」ハンコック保健相は下院議員たちに対し、行動を取らなければ病院のひっ迫や、医師が「誰を治療し誰を治療しないか」選択するという、世界のほかの場所で見られているのと同様の結果につながると述べた。
「我々が今行動しなければ、最終的に国民保健サービス(NHS)が対処できなくなる可能性があると、我々は認識している」<関連記事>・英政府、ロックダウンの影響受ける事業者に最大約126万円の助成金・英首相、イングランドに3度目ロックダウン 感染急増で「最も困難な状況に」と警告・イギリスの行動制限は「おそらくさらに厳しくなる」 ジョンソン首相、BBC番組でがん患者の手術中止もウェスト・ミッドランズの救急サービスは4日、新型ウイルスの感染症COVID-19と寒さの影響で5383件の緊急通報を受けるなど、多忙を極めた。
サセックス州とサリー州は医療サービスに負担がのしかかる中、両州が中央政府により多くの支援を求められるよう「重大事態」計画を導入した。
グレーター・マンチェスターの病院はがん患者の手術が中止される恐れがあるなど、医療「崩壊」の危機にさらされていると、グレーター・マンチェスター市議会のリーダー、リチャード・リース氏は述べた。
現在イギリス全土には厳格な新型ウイルス対策が敷かれており、ウェールズや北アイルランド、スコットランドの大部分でもロックダウンが導入されている。
イングランドでは5日からロックダウンが開始し、英議会は524対16の賛成多数でより厳格な規制導入を可決した。
最大野党・労働党は新規制を支持したが、保守派議員12人は反対票を投じた。
ヘレン・ウェイトリー社会福祉担当相は議会で、規制により3月末までロックダウンを継続できるものの、政府は3月末まで続くとは考えていないと述べた。
この計画はロックダウンから抜け出すために「着実に、制御して、根拠に基づいて地域ごとのティア(警戒レベル)へと移る」ためのものという。
こうした中イングランドでは今年、中等教育修了一般資格(GCSE、高校卒業試験に相当)やASレベル、Aレベル(大学入学試験に相当)の試験が中止され、教師が成績を評価するかたちに変更されると、ギャヴィン・ウィリアムソン教育相は述べた。
ウィリアムソン氏は小学生が受ける全国統一テストSATsの中止も認めた。
ロックダウン中は全ての学校が毎日3〜5時間のバーチャル授業を行うため、来週末までに75万台のラップトップ・パソコンとタブレット端末が配布される予定という。
ワクチン接種の強化労働党のジョナサン・アシュワース影の保健相は新たなロックダウンに関する議論の最中、1週間に600万人がワクチンを受けられるよう、予防接種プログラムの強化を政府に求めた。
ボリス・ジョンソン首相は先に、イングランドでの新たなロックダウンで感染拡大が「一気に」収まることはなく、「徐々に収まっていく」だろうと議員たちに述べていた。
そして、昨年3月の最初のロックダウン時とは異なり、今は新型ウイルスワクチンが「我々の打開手段」を提供することになるとした。
一方で重症化リスクのある人へのワクチン接種を急ぐ必要があるとしており、政府は重症化リスクが極めて高い計4グループに該当する約1300万人について、2月中旬までの接種完了を目指している。
ワクチン担当相のナディム・ザハウィ氏は先に、この「野心的な」目標を達成できると「確信している」と述べていた。
また、地域の薬局が予防接種プログラムの援助に加わるだろうと付け加えた。
ジョンソン首相は5日、国内ではこれまでに130万人の予防接種を受けたと明かした。
イングランドには、スティーヴニッジ、ロンドン、ニューカッスル、マンチェスター、サリー、ブリストル、バーミンガムの計7つの大規模予防接種センターが設置され、来週からNHS職員とボランティアが配置される予定。
(https://news.goo.ne.jp/article/bbcworldnewsjapan/world/bbcworldnewsjapan-55556852.htmlより引用)

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