その姿勢になっている様子は目にするものの、実際どのような手順で香箱が完成するのか、なかなか確認する機会は少ないものです。
普段では分からない、下からの目線で見ることができれば……という夢を叶えてくれる動画が、SNSに投稿されました。
透明の床が実現した、長年の(?)疑問が氷解する光景です。
飼い主さん特製の透明なキャットウォーク(見晴らし台)で、お座りから香箱座りに移行する様子を見せてくれたのは、ピーチちゃんという女の子猫。
普段からこの場所がお気に入りだそうで、毎日のように香箱座りで外を眺めているんだそうです。
香箱座りになっているピーチちゃんを下から眺める、という絶景を堪能している飼い主さんですが、どのように姿勢を作っているかは見た記憶がありません。
下から香箱座りになる瞬間を見てみたいと思い、ピーチちゃんがキャットウォークに登ったら、しばらくカメラを構えて待ち続けたのだとか。
お座りの姿勢でいたピーチちゃん、下でカメラを向けている飼い主さんに目をやりながら、おもむろに右手を折り曲げ、上体を低くしはじめます。
続いて左手も折り曲げ、香箱の姿勢に。
胸の下でむにゅっとつぶれた感じの両手。
徐々に頭も下がってきますが、このままではちょっと窮屈な様子。
後脚を少し後方へとずらし、完全に香箱座りが完成しました。
下から見ると、両手(前脚)は胸の下でアルファベットの「Z」形に折り畳まれていることが分かります。
人間が真似しようとすると手首がとても苦しそうですが、猫の関節は柔軟なんですね。
うまく決定的瞬間を撮影した飼い主さんは「貴重な瞬間が撮れた!やった!ピーちゃんかわいい!最高!といった感じでしょうか」と気持ちを話してくれました。
一旦下を見ているので、ピーチちゃんは飼い主さんが撮影していることを自覚して、あえてゆっくりとしてみせたのかもしれませんね。
この瞬間を記録した映像は、Twitterのほか、YouTubeでも公開されています。
猫が香箱座りで手を畳む方向は縦と横があるようですが、今度は横に畳むパターンも見てみたい気がしますね。
(https://news.goo.ne.jp/article/otakuma/trend/otakuma-20220511_01.htmlより引用)