コロナで閉鎖、校名非公表に 誹謗中傷、風評被害に配慮 三田 2021-01-08


図 この記事のタイプ傾向 (「新型コロナウイルス」「不安」「支援」「擁護」)

 兵庫県三田市教育委員会は7日、新型コロナウイルスで市立学校が学級閉鎖になった場合、学校名を非公表とする方針を固めた。
感染拡大で市民の不安が根強く、誹謗(ひぼう)中傷や風評被害による子どもへの影響に配慮した。
当該校の関係者には知らせ、インフルエンザなどコロナ以外の閉鎖ならこれまで通り公表する。
近く保護者向けに文書で通知する。
(高見雄樹) 児童・生徒が感染した場合、保護者の同意があれば「市立学校で学級閉鎖」など、学校名が特定されない形で公表する。
同意が得られなければ、公表自体を見送る。
 市教委は従来、インフルエンザなどで学級・学年閉鎖があると、校名や欠席者数、主な症状、閉鎖期間などを公表してきた。
コロナで今回、特例で非公表としたのは、公表すれば風評被害が避けられないと判断したからだ。
 昨年8月には、市内の学校で子どもがコロナの検査で陽性となった。
市教委は臨時休校として学校名を公表したが、直後から個人を特定しようとする動きや誹謗中傷が相次いだという。
 この教訓から、情報発信と人権擁護の観点で議論を重ねてきた。
教職員の感染で学級閉鎖になった場合、公表に本人の同意が必要かについては「検討中で詰め切れていない」とした。
 市教委教育支援課によると、7日時点で市立学校の子どもや教職員がコロナに感染した事例はあるが、件数については「公表できない」としている。
コロナによる学級閉鎖は1件もないという。
 市内の小中学校では5日から3学期の授業が始まった。
例年なら学級閉鎖の公表が増える時期だが、本年度は7月に弥生小であった1件にとどまる。
インフルエンザによる学級閉鎖は、7日時点でゼロのままだ。
 同課は「コロナの治療薬がない中での感染再拡大で市民に不安が広がっており、学校名を公表すると感染者への中傷につながると判断した」としている。
(https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20210108003.htmlより引用)

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