エジプト大統領「スエズは正常に戻った」…足止めされた422隻、順次運河内に 2021-03-30


図 この記事のタイプ傾向 (「事故」)

 【カイロ=酒井圭吾】エジプトのスエズ運河で座礁した大型コンテナ船「エバー・ギブン」(愛媛県の正栄汽船所有)が29日に離礁したことを受け、アブドラファタハ・シシ大統領は30日、現場を視察し、記者団に「運河は完全に正常に戻った」と強調した。
エジプト当局は今後、事故原因の本格的な調査を進める。
 足止めされ、周辺で待機していた422隻の船は29日夕から順次、封鎖が解けた運河内に入った。
4月2日頃までに全ての船が通過を終える見通しだ。
離礁したエバー号は当局の調査を受けるため、紅海と地中海の中間に位置するグレートビター湖に留め置かれた。
 スエズ運河庁によると、事故による損失額は1日最大1500万ドル(約16億円)に上る。
世界の海運に与えた影響も大きく、シシ氏は「事故は望まないものだったが、スエズの重要性を世界に示した」と述べた。
 運河庁のオサマ・ラビア長官は29日夜の記者会見で、「船の航行責任は船長にある。
エジプト側に非はなく、必要な捜査が終わるまで(エバー号の)航行は許されない」と述べた。
当局はエバー号のインド人船長らを取り調べ、運河の構造や運営には問題がなかったと立証し、信用を維持する考えとみられる。
(https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210330-567-OYT1T50251.htmlより引用)

関連記事