トランプ氏解任要求、ペロシ下院議長「最高度の緊急を要する」 共和党一部も賛意  2021-01-08


図 この記事のタイプ傾向 (「死亡」「懸念」「実現」「抗議」「発表」)

(https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210108k0000m030154000c.htmlより引用)
 トランプ米大統領(共和党)の支持者が連邦議会議事堂に乱入した6日の事件を受け、ペロシ下院議長(民主党)は7日、大統領の解任をペンス副大統領に要求した。
大統領が職務を果たせない場合の権限委譲などを定めた憲法修正25条に基づくもので、実現しない場合はトランプ氏の弾劾・罷免手続きを検討する意向も示した。
ペンス氏は拒否する構えだが、前代未聞の騒乱を招いたとしてトランプ氏の責任を問う声が高まっている。
 警察当局は7日、乱入事件で負傷した男性警官が死亡したと発表し、事件関連の死者は5人になった。
こうした事態に抗議する形で、政権内でも7日までにチャオ運輸長官やデボス教育長官ら閣僚の一部が辞意を表明したと報じられた。
一方、安全保障上の空白が生じるリスクへの懸念もあるため、安保担当閣僚らには辞任しないよう促す声も根強いという。
 ペロシ氏は7日の記者会見で、「米国に対する武力の反乱を扇動した」と大統領を非難し、職権剥奪が「最高度の緊急を要する」事態であることを強調した。
25条は副大統領と閣僚の過半数が議会に申し立てることで職権を副大統領に移す内容。
民主党側は7日にペンス氏に電話協議を申し入れたが、応じなかったという。
だが共和党のキンジンガー下院議員が「自発的または強制的に行政府の長の立場を放棄すべきだ」との声明を出すなど、与党の一部も25条発動に賛意を示している。
 実際には20日のバイデン次期大統領就任まで2週間を切った段階での権限委譲の可能性は低いが、議会側には「民主主義への挑戦に明確な意思を示すべきだ」との声があり、不信任決議の提出も議論されている。
 一方、トランプ氏は7日、敗北を受け入れる演説の動画をツイッターに投稿。
「円滑で切れ目のない権力移行に注力する」と明言し、議会に乱入した支持者に対しては「法を犯した者は報いを受ける」と述べた。
 トランプ氏は7日未明に「選挙結果には同意しないが、秩序ある政権移行が行われる」との声明を発表していたが、自身の罷免を求める声の高まりを受け、改めて敗北を明確に受け入れる姿勢を示す必要があると判断した模様だ。
トランプ氏は支持者に対し「我々の旅は始まったばかりだ」とも語った。
 トランプ氏のツイッターのアカウントは6日に凍結されたが、7日に解除された。
(https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210108k0000m030154000c.htmlより引用)

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