巨人の本拠地が新国立に? 過去にメジャーでも行われた、他競技場の“間借り” 2021-03-31


図 この記事のタイプ傾向 (「新型コロナウイルス」「最悪」「誇る」「発表」「期間限定」「期待」)

(https://news.goo.ne.jp/article/dot/sports/dot-2021033000080.htmlより引用)
 巨人が新国立競技場で試合を開催する日はやってくるのか……。
 新型コロナウイルスの影響で五輪の開催自体が、開幕を約4カ月後に控えた今でも議論されている。
新たに建設された新国立競技場に関しても、大会後の利用など含め同様の状況。
そんな中、球界の盟主が同競技場を使用するのではないかとの噂も出ている。
「建物自体は出来上がり、既にサッカー、ラグビー等で使用されている。
しかし周辺整備は進んでおらず、外周を簡易フェンスで囲っている状態。
五輪開催自体が右往左往しており、他会場も含め建設作業が進んでいない」(東京都関係者) 新国立競技場に関しては、コンペ時から騒動がついて回った。
仮に五輪が開催できたとしても、その後の利用方法なども不透明だ。
「スタンド上層席は席間が狭すぎると苦情が続出。
サッカー使用時のゴール裏席中央にゲートがあり、最悪の席割りとも。
そしてウォーミングアップ用のサブトラックが隣接されてないため、陸上の国際大会ができない」(在京テレビ局スポーツ担当) 木材を使用した『和』テイストなどは話題になったが、居心地は良くないともっぱらの評判だ。
また肝心の陸上競技で世界レベルの大会ができない。
サッカーの主要試合も、埼玉スタジアム2002などの専用スタジアムで開催されることが多くなるだろう。
今後の使用方針が不明瞭な中、巨人が使用するという話が出てきたという。
「期間限定で巨人が本拠地として使用し、冬季などは野球以外のイベントも行う。
その間に現在の東京ドームを解体し、最新式野球場を建設。
新国立はその後、状況に合わせて改修する。
かつて米国ではアメフト専用スタジアムを野球で使用したことがある。
外野の片方が極端に狭くなるなど問題もあったが、できないことではない」(スポーツ新聞MLB担当記者) 有名なのはドジャー・スタジアム建設中のドジャース。
ニューヨークからロサンゼルスに移転時、58年から4年間はロサンゼルス・メモリアル・コロシアムを使用。
59年にはワールドシリーズも行われた(対ホワイトソックス)。
93年に新規参入したロッキーズも、新球場完成まで2年間、NFLブロンコス本拠地マイル・ハイ・スタジアムを使用した。
 プランとしては新球場完成後、巨人は速やかに再移転。
新国立は建物規模を縮小、土地の有効活用などをする。
例えば、スタンドを減らしサブトラック他を建設、陸上競技大会を対応可能にしても良い。
野球界だけでなく、多くの他競技関係者にとっても朗報となるはずだ。
「巨人は現在の東京ドームがある都心の水道橋、後楽園を離れたくない。
国内最高の立地でこれだけの場所は他にない。
首都のど真ん中にある大規模スポーツ施設は、世界を見渡しても例がない。
新球場を造るための苦肉の策としては考えられる」(巨人担当記者) 東京ドーム建設時は、後楽園球場に隣接する競輪場他を潰した(晩年はプールなどでも使用)。
現在の施設敷地内には同様の代替用地がない。
立て替え時には、巨人は他球場を間借りする必要がある。
そこで新国立を使用する案がある、と言うのだ。
「築地市場跡地の新球場案も期待されたが、小池百合子・都知事の方針もあり無くなった。
今の場所なら、東京ドームの部分改修、もしくは建て替えしかない。
読売グループが東京ドーム経営権を握るとともに、新球場建設の話も出始めた。
新国立の間借り案も夢物語ではない」(ビジネス誌ライター) 1月19日、三井不動産は東京ドームに対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。
東京ドームを完全子会社化した後、20%を読売新聞グループ本社に売却する予定。
その先には東京ドーム立て替えも視野にある、と関係者は言う。
 読売グループは、コロナ禍での安全環境などを目指した約100億円規模の東京ドーム改修を行なっている最中だった。
当初は、新型コロナウイルスが蔓延する中で興行を継続するための付け焼き刃的な改修の印象もあった。
しかしTOBなどその後の流れを見ると、先を見据えているのは間違いなさそうだ。
「仮に新球場建設なら多くの収益を生み出せる、多用途性を併せ持った建物になる。
収益アップのため、テナント収入が見込める不動産であることも必要。
都内一等地は外せない条件。
三井不動産、巨人(=読売)は現立地に拘っているはず」(ビジネス誌ライター)「読売新聞が新社屋を建てるのも、別に新聞販売が好調で税金対策で建てたわけでも何でもないんです。
むしろ反対で、新聞販売が不調だから、今後のことを見越して、テナント料を取れるように新ビルにするということのようです」(津田大介『メディアの仕組み/夜間飛行』) 潤沢な資金があると思われる巨人だが、そうとも言えない。
新聞不況の真っ只中、親会社の経営は苦しく、他新聞社のように本業以外のビジネスも欠かせない。
読売グループも13年11月に完成した現社屋ビル同様、新球場建設時には周辺施設とともに多用途での活用が必須となるはずだろう。
 親会社が鉄道会社の球団も、球場への投資に関して似た部分もある。
阪神の甲子園球場は07年から10年にかけ『21世紀の大改修』を行った。
西武のメットライフドームは約180億円を投入する『ボールパーク化』が3月8日に竣工式が行われた。
魅力ある球場に客が集まれば、本業に直結する。
「球団、球場の魅力は鉄道利用に直結する。
かつて南海、近鉄、阪急などが身売りしたのは、本業への影響がなくなったのも理由の1つ。
同様に巨人が親会社の新聞販売部数を増やす時代ではない。
新球場には集客とともに、ビジネスでもお金を生み出すことが求められる」(在阪スポーツ紙記者)「ドジャースがロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで企画試合をやった時は、大きな話題となった。
長い歴史を誇る球団が数年、変わった場所で戦うのは逆におもしろい。
その後に使う新球場の価値も高まる」(スポーツ新聞MLB担当記者) ドジャースは2008年3月29日、レッドソックス戦(オープン戦)をロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで開催。
ドジャースのロサンゼルス移転50周年と銘打たれ、野球の試合の観客数としては史上最多の11万5300人の観衆を集めた。
 様々な問題が起き、国民からの絶対的な支持も得られない東京五輪。
象徴である新国立は“レガシー”どころか、今のままでは無用の長物になりかねない。
数年であれ、巨人が本拠地として使用したとなれば、話題性などは飛躍的に高まる。
巨人の本拠地・新国立は、あながち的外れでもなさそうな気もする。
(https://news.goo.ne.jp/article/dot/sports/dot-2021033000080.htmlより引用)

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