文科省は新型コロナ対応の学校向け衛生管理マニュアルで、マスクを「十分距離が取れないときは着用すべきだ」とする一方、「気温・湿度が高い日は外す」「体育では必要ない」と示している。
しかし、この日の参院文科委で質問した伊藤孝恵氏(国民民主)によると、現場では校長の判断で体育でも着用し、プールでも専用マスクを求められる事例があるという。
この点について認識を問われた末松文科相は、「これから夏季を迎え、マスクを着用することで熱中症のリスクが高まる」と指摘。
プールを含め、体育では屋内外のいずれもマスクは不要と答弁した。
文科省は先月28日に熱中症予防を促す通知を出し、改めて体育や運動部活動でマスクは必要ない、と呼びかけている。
(https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASQ5D62XJQ5DUTIL026.htmlより引用)