ドーシー氏は「私はトランプ氏のアカウント凍結やここまでの経緯を祝ったり、誇りに思ったりはしていない」としながらも「危険に関する最善の情報をもとに決断した」と指摘。
「ツイッターにとって正しい決断だったと思っている」と記した。
一方で、直後の投稿では凍結について「予期せぬ結果になった」とし「例外があるとしても、究極の健全な対話を促進する意味では失敗だったと感じる」「公の会話を分断し、危険な前例を作ってしまった」と書き込んだ。
ツイッター社が凍結の評価で迷っていることを露呈した。
6日に発生したトランプ氏の支持者による米議会乱入事件を受け、これまでトランプ氏の扇動的な発言を容認してきたSNSの運営企業への批判が相次いだ。
ツイッター社はトランプ氏のアカウントを一度凍結してから解除したが、同氏が再び扇動的なツイートをしたと見なし、アカウントの永久凍結に踏み切った。
一方で、ドイツのメルケル首相が「意見表明の自由を制限する行為は法に基づくべきだ」とコメントするなど、「言論の自由」の問題を巡り同社の対応を批判する声もあがっている。
(https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210114k0000m030065000c.htmlより引用)