女性「オール電化も考え物です」、娘は毛布かぶって受験勉強…暴風雪で秋田停電 2021-01-09


図 この記事のタイプ傾向 (「注意」「不安」「避難」「驚いた」)

(https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210109-567-OYT1T50098.htmlより引用)
 秋田県内は低気圧が通過した影響で7日夜から沿岸を中心に暴風雪の被害に見舞われた。
八峰町で42・4メートルなど4地点で観測史上最大の最大瞬間風速を記録。
電線の断線などで延べ6万戸以上で停電が発生した。
一部地域では8日夜まで復旧せず、避難所で不安な夜を過ごす人もいる。
停電は交通などへも影響を及ぼした。
 秋田地方気象台によると、7日の最大瞬間風速は八峰町で午後8時10分頃に記録。
能代市では午後7時40分頃に35・3メートルのほか、大潟村、湯沢市でも観測史上最大を観測した。
 東北電力ネットワーク秋田支社によると、8日午後4時現在、7市町の約2万8000戸で停電している。
同社は8日中の全戸復旧を目指し、約440人態勢で作業にあたった。
担当者は「広範囲で被害が出ている上、道路状況が悪く移動に時間がかかっている」と説明している。
 県警によると、停電の影響で県内の信号機109基が消えた。
8日朝には、秋田市内で警察官が手信号で誘導するなどした。
大潟村の県道と三種町森岳の国道7号では7日夜に車やトラックなど7〜10台が数時間立ち往生した。
 三種町役場では、停電の影響で本庁舎の電話交換機が壊れ、代表電話を除く庁舎内の電話で不通の状態が続いた。
職員らは個人携帯を使い、業務にあたった。
町総務課の後藤一家(かずや)課長補佐は「町民に不便をおかけした。
今後対策を考えたい」と話した。
 県のまとめでは、8日午前10時半現在、暴風雪により秋田市などで民家82棟が一部損壊し、男鹿市と大仙市で非住家2棟が全壊した。
能代市竹生では、電柱計6本が折れ、住宅に隣接する倉庫のトタン屋根をつぶすなどした。
住民の男性(71)は「雷音とともに地吹雪のような風が吹いていたので、気が付かなかった」と驚いた。
 8日夜時点で県内12市町村の58か所に避難所が開設された。
県総合防災課によると、8日午後3時現在、秋田市、潟上市、八峰町の3市町の避難所に83人が避難している。
佐竹知事と秋田市の穂積志市長は秋田市内の避難所を視察した。
 電気を必要としない暖房器具などを求め、ホームセンターには、多くの人が訪れた。
コメリパワー秋田卸町店(秋田市)では、反射式やカセット式のストーブが売り切れ、開店前に駐車場で待つ客もいた。
先月30個売れた湯たんぽも8日だけで60個は売れた。
同店の店長(38)は「ここまで売れるのは、東日本大震災以来」と話した。
 別の店に電池と灯油のポリタンクを買いに来た秋田市御野場の会社員の女性(46)は自宅が停電したといい、「情報が入らず不安だった。
オール電化も考え物です」と話した。
大学受験を控える娘が毛布をかぶって勉強していたが、親戚宅に移動させたという。
 同気象台によると、降雪の峠は越えたが、9日も強い冬型の気圧配置が続き、大雪となる見込み。
同気象台は屋根からの落雪などに注意を呼びかけている。
 交通への影響も続きそうだ。
日本航空と全日空によると、9日の秋田空港発着の羽田、伊丹、新千歳便の計4便、大館能代空港発着の全便の欠航を決めた。
 JR東日本秋田支社によると、8日は秋田新幹線で10本が運休・区間運休。
在来線の多くも運休した。
9日も奥羽線の新庄―湯沢間では終日運転を見合わせる予定という。
自衛隊災害派遣 秋田県東成瀬村も要請 県南部の大雪を受け、東成瀬村は8日、県を通して自衛隊に災害派遣を要請した。
要請は、横手市、湯沢市、羽後町に続いて4自治体目。
 同村は陸自に、高齢者や体の不自由な人のいる世帯の雪下ろしを担ってもらいたい考え。
陸自と規模や活動場所について詰めの調整を行っている。
(https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210109-567-OYT1T50098.htmlより引用)

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