話が急すぎる・わからないことばかり…まん延防止、困惑する店側 2021-04-02


図 この記事のタイプ傾向 (「新型コロナウイルス」「歓楽」「困惑」「戸惑い」「戸惑う」「惑い」「惑う」「協力」)

(https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210402-567-OYT1T50059.htmlより引用)
アクリル板や換気設備 新型コロナウイルスの感染が急速に広がっている宮城、大阪、兵庫の3府県に5日から、感染対策を強化するための「まん延防止等重点措置」が初めて適用されることになった。
3府県では、対象区域の飲食店の営業時間を午後8時までに短縮した上で、店内でのカラオケ自粛やアクリル板設置など感染対策の強化が打ち出され、対応に追われる飲食店も少なくない。
■「休業するしか」 東北一の歓楽街、仙台市の国分町にあるバー。
マスターの男性(57)は1日、「もう休業するしかない」とため息をついた。
 宮城県と仙台市は3月25日から午後9時以降の営業自粛を要請。
男性は20席の座席を半分に減らし、カウンターにはアクリル板を設置するなど感染予防策を講じてきた。
だが、5日以降に閉店時間がさらに1時間前倒しになると、営業そのものが成り立たない可能性が高い。
男性は「うちの店にとっては『閉店しなさい』と言われているようなもの」と嘆いた。
 宮城県では3月中旬頃から、感染者数が増加。
直近1週間(3月25〜31日)の人口10万人当たりの感染者数は42・41人で全国で最も多く、3月31日には過去最多となる200人の感染が確認された。
東北大の小坂健教授(公衆衛生学)は「大きなクラスター(感染集団)だけではなく、介護施設や保育園、昼のカラオケ店など、さまざまなところで幅広い世代に広がっている」と分析する。
 3月31日現在の県の病床使用率は43%で、ステージ3の水準となっている。
仙台市の郡和子市長は1日、「市内の状況を考えると、医療崩壊を招かないためにも強い措置が重要だ」と述べた。
 村井嘉浩知事は1日夜、「国や市町村と協力し、一日も早く沈静化を図っていかなければならない」と強調。
同県は営業時間の短縮要請を仙台市内から県内全域に広げる方向で検討に入った。
 知事が具体的な感染防止策を示した大阪府では、対応に戸惑う店もある。
 「話が急すぎる。
二酸化炭素の測定センサーを店のどこに付けるのか」。
大阪・ミナミにあるもつ鍋店店主の男性(49)はそう困惑する。
 大阪府は重点措置の対象となる大阪市内の飲食店に対し、マスクをしていない客の入店拒否や退店を促す対応を求め、「マスク着用の義務化」を図る。
さらに、アクリル板や、換気が十分できているか調べるための二酸化炭素(CO2)濃度の測定センサーの導入も促す。
 同店では昨年11月、約400万円をかけて高機能の換気設備を導入したものの、アクリル板はレジだけに設置し、測定センサーは備えていない。
男性は「アクリル板はすべての客の間に置くのか。
わからないことばかり」と戸惑いを隠せない。
 対象区域の飲食店では、カラオケ設備の利用自粛も要請される。
事実上の「営業自粛」となりそうなのが、昼からカラオケを楽しめる「カラオケ喫茶」だ。
 神戸市中央区で店を営む女性(66)はこれまで入店人数を減らし、歌う時もマスク着用を徹底してもらっていたといい、「一律の自粛ではなく、感染対策に応じて判断してほしかった」と話した。
(https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210402-567-OYT1T50059.htmlより引用)

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