土日は1980円 岩田屋が入場料制の書店を誘致した狙いとは? 2021-03-31


図 この記事のタイプ傾向 (「得意」「期待」)

(https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20210331k0000m020139000c.htmlより引用)
 福岡市中央区の岩田屋本店で31日、本を選んで買うだけではなく、入場料を払えば店内の本をゆっくり読むことができる書店「文喫(ぶんきつ)」が開店。
入場料は平日で1650円、土日祝日ならば1980円(小中学生は曜日を問わず550円)かかる。
このところ高級ブランド品の売り場を強化してきた老舗百貨店が新機軸を打ち出した狙いとは――。
 2020年秋まで別の書店があった7階の577平方メートルに店舗を構え、約3万冊をそろえる。
このうち約2万冊は有料ゾーンにあり、文化や趣味、学びに関する本を中心にして、九州ゆかりの作家の著作や児童書も並ぶ。
約150の座席があり、午前10時〜午後8時の営業時間内ならば自由に滞在が可能だ。
併設するカフェで飲食をしながら読書もできる。
 出店したのは出版取り次ぎ大手の日本出版販売(日販)。
18年に1号店が東京・六本木でオープンし、福岡が2号店となる。
店舗面積に制限がある中心市街地の書店は、郊外型の大型書店やインターネット通販に比べると品ぞろえでは劣ってしまうため、新業態に乗り出した。
日販の担当者は「(有料にしたことで)本選びに高い目的意識を持ってもらえる。
本とじっくり向き合える時間を提供したい」と説明する。
 誘致した岩田屋は相乗効果を期待する。
その仕掛けの一つが、文喫に隣接して新たに設けた七つの教室だ。
調理やダンスができる設備もあり、ここを拠点に文化講座「学(まなび)IWATAYA」を始める。
健康や趣味、歴史、文化など約300講座を用意する。
 20年までは同じ文化講座の「岩田屋コミュニティカレッジ」を30年以上続けてきたが、これを機に幕を閉じた。
かつて岩田屋本店の外で開いていた講座を新設した教室に移し、文喫の店内からガラス越しに様子を見えるようにした。
講座の参加者は文喫の入場料を免除され、「文喫の利用者には講座に興味を持ってもらい、受講者は本で学びを深められる」(担当者)と期待する。
 講座には得意客が求める上質な体験を考慮して、希少な素材を使った工芸体験などを新設。
より若い世代にも受講してもらおうと、ダンスやデジタル技術に関する講座も増やした。
(https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20210331k0000m020139000c.htmlより引用)

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