市によると、4日午前8時40分頃、城の指定管理者が内門の傷を見つけ、城内を緊急点検して確認。
5日に同署に被害届を提出した。
1か所につき、長さ約10〜30センチの傷が複数あり、天守では2階と3階に各3か所確認された。
また内門の窓枠には「参上」「加藤」と読める字が彫られていた。
いずれも、とがったもので彫ったとみられるという。
3日の営業前の点検ではなかったといい、市は3日の営業時間(午前9時〜午後4時30分)中に付けられたとみている。
松山城は、戦国大名の加藤嘉明(よしあき)(1563〜1631年)が江戸時代初期に築城。
天守は落雷で焼失後、1854年に再建され、全国に現存する12天守の一つ。
(https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20210106-567-OYT1T50100.htmlより引用)