知床沖観光船事故 船内に「行方不明者がいる可能性はまだある」と専門家指摘 深海で捜索続く 2022-05-09


図 この記事のタイプ傾向 (「安定」「なんと」「事故」「発見」「衝撃」「避難」「分からない」)

(https://news.goo.ne.jp/article/hbc/region/hbc-6f2f3992738b00fd5e0fb47a1b9fae37.htmlより引用)
 暗闇の海中に浮かび上がる船影。
知床半島沖で沈没した「KAZUⅠ(カズワン)」です。
 民間調査船「新日丸(しんにちまる)」の無人潜水機が船の左前方から撮影したもので、船首に書かれた字も鮮明に読めます。
 船体は右に傾いていますが、この画像からは大きな損傷は見られません。
 こちらは船の後ろから撮影された画像です。
船室の扉が開いていて、2階に上がる階段も映っていました。
 海上保安庁によりますと、無人潜水機のライトではこれ以上、奥までは照らすことができず、船内の様子は分からなかったということです。
 水難事故の専門家は、画像から事故の原因をこう推測します。
水難学会 斎藤秀俊会長「ちょうど前方の写真で手すりが映っていますよね、この手すりに特にゆがみが見えないんですね。
手すりがゆがむほどのすごい衝撃が(船体に)あったわけではないな、ということはなんとなく分かる。
そうなると2つあって、1つはもしかしたら右舷の方に大きな穴が開いて、そこから海水が浸入するパターンと、元々何かあるような穴から徐々に海水が入っていったパターンと、この2つのうちどちらかしか考えられないのが現状ですね」 「無人潜水機」は大型のため、速い海流でも安定した画像が撮影できます。
しかし、狭い船内などに入ることができず、今後の捜索には工夫が必要と話します。
水難学会 斎藤秀俊会長「(船内に)行方不明者がいる可能性はまだある。
救命胴衣を着ていれば、当然浮いて天井の方にもっていかれることも考えられます。
そういった意味ではもうちょっと天井の方の情報がほしい」 「KAZUⅠ」と同じく、ウトロ港を拠点に知床半島をめぐる大型観光船「おーろら」は、9日、事故に備えた訓練を行いました。
 船内での火災や事故による浸水などを想定し、乗客を「救命ボート」や「救命いかだ」で船から避難させる手順などを確認しました。
道東観光開発 高橋晃社長「しっかり運航に際して安全を確認したうえで、現時点では今月20日より運航再開予定を考えております」堀内大輝キャスター「現場の海域は、カシュニの滝からおよそ1キロほど離れた場所になります。
新日丸による捜索は、きょうが2日目です」 「新日丸」の無人潜水機は、9日も早朝から海底を捜索しました。
しかし、現場海域は午後から風が強く、波も高くなり、「新日丸」も、9日の作業を終了し、網走港に戻りました。
 行方が分からない12人の発見につながる手がかりは見つかっていません。
 海上保安庁は、北方領土の国後島周辺海域にも範囲を広げて捜索を続けています。
(https://news.goo.ne.jp/article/hbc/region/hbc-6f2f3992738b00fd5e0fb47a1b9fae37.htmlより引用)

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