米マイクロソフトは現地時間5月19日、「Windows 10」の「Internet Explorer 11」デスクトップアプリについて、2022年6月15日(日本時間2022年6月16日)をもってサポートを終了すると発表した。
発表によれば、同社は2020年より、「Internet Explorer」のサポートを徐々に縮小し、「Microsoft 365 オンラインサービス」でのIEサポート終了などを発表してきた。そして今回、「次のステップ」として、「Windows 10におけるInternet Explorerの後継は、Microsoft Edgeである」とアナウンスしている。
具体的には、「Microsoft Edge」は、「Internet Explorerよりも高速かつ安全」「従来のWebサイトやレガシーアプリケーションとの互換性に対応」「Internet Explorer モード(IEモード)の搭載」といった特徴があるとして、「Internet Explorerのほとんどの機能を内包し、最新の機能を備えている」と説明。このような点から、「Internet Explorer 11」デスクトップアプリのサポートを終了するという。
同社が発表した、今後のスケジュールは以下のとおり。このほか、サポート終了の理由や影響範囲など、詳細については、同社ホームページ上に記載されている。
・2021年5月19日(日本時間2021年5月20日):Internet Explorerデスクトップアプリの提供終了を発表
・2021年8月17日(日本時間2021年8月18日):Microsoft 365および他アプリでのIEサポート終了
・2022年6月15日(日本時間2022年6月16日):Internet Explorerデスクトップアプリの提供終了