三菱重工サーマルシステムズは、家庭用ルームエアコンの「ビーバーエアコン」2021年モデルとして、4シリーズ23機種を4月1日から順次発売すると発表した。
ラインアップは、省エネ性にすぐれるというフラッグシップモデル「Sシリーズ」6機種、寒冷地ハイスペックモデル「SKシリーズ」4機種、加湿器連動運転機能を搭載した高機能モデル「Rシリーズ」6機種、標準モデル「Tシリーズ」7機種。
いずれも、別売り部品の無線LANインターフェイスを接続することで、スマートフォン向け専用アプリとの連動に対応。また、2018年モデルから引き続き、緑茶の茶殻を配合した樹脂のフィルターホルダーを搭載した。
さらに、バイオクリアフィルターに吸着した汚れを酵素と尿素の力で抑制するという「バイオクリア運転」、大風量をうたう「JET気流運転」、急速な冷暖房に対応する「ワープ運転」を採用した。
「Sシリーズ」「SKシリーズ」は、風量・風向きを自動制御する「おまかせセンサー気流」と、人感センサー機能を搭載。人の動きを検知して設定温度を自動調整するほか、一定時間不在を検知すると自動停止する。
「Rシリーズ」「Tシリーズ」は、「おまかせ気流運転」を搭載。また、室内機の高さを250mmに抑えてコンパクト化し、ハイサッシや下がり天井などの隙間スペースにも設置しやすい仕様とした。
価格はいずれもオープン。