【CANON】キヤノン、「人工蛍石結晶」を日本カメラ博物館に寄贈(レンズ)

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製品名:寄贈した「人工蛍石結晶」

寄贈した「人工蛍石結晶」

概要(価格.comより引用)

キヤノンオプトロンは、茨城県結城市の本社内で製造する「人工蛍石結晶」を一般財団法人日本カメラ財団(JCII)に寄贈したと発表した。寄贈した「人工蛍石結晶」は、JCIIが運営する日本カメラ博物館に展示されている。

今回の寄贈は、「国内外の貴重なカメラや写真を多数保有・展示する日本カメラ博物館に展示するため、JCIIの要請を受けて実現したもの」になるとのこと。「人工蛍石結晶の製造を通じた、半世紀以上にわたる光学産業への貢献が評価された」と同社ではコメントする。

発表によれば、蛍石は、「高温で熱したとき、夏の夜に舞う蛍のように美しく発光することから名付けられたフッ化カルシウム(CaF2)の結晶」として、「光学ガラスと組み合わせることで、色収差の補正を理想に近い形で行える光学特性を備えている」という。

キヤノンは、人工蛍石を採用したカメラ用交換レンズ「FL-F300mm F5.6」を1969年5月に世界で初めて一般消費者向けに発売。今日にいたるまで、半世紀以上にわたって、高性能レンズを設計するひとつの手段として、人工蛍石を用いているとのことだ。

また、キヤノンオプトロンが製造する「人工蛍石結晶」は、キヤノン製のカメラ用交換レンズや放送用レンズに加えて、天体望遠鏡レンズや紫外線顕微鏡など、幅広い光学製品で活用されているという。

なお、キヤノンはこれまで、蛍石レンズを採用したカメラ用交換レンズを37機種(うちEFレンズ28機種)発売し、現在10機種を生産しているとのことだ(2020年7月2日時点)。

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