キヤノンは、IPによるリモートプロダクションを実現するという、映像制作用リモートカメラシステムを新たに立ち上げ、新製品4機種を5月下旬から順次発売すると発表した。
第1弾として、「CR-N500(ブラック/ホワイト)」(5月下旬発売)、「CR-N300(ブラック/ホワイト)」(6月中旬発売)、「CR-X500」(7月下旬発売)、「RC-IP100」(5月下旬発売)を用意する。
例として、「CR-N500」「CR-N300」は、業務用ビデオカメラと同等の高画質とIP対応を両立し、業務用途で求められる柔軟な画質設定が可能な屋内向け4K PTZ(パン、チルト、ズーム対応)リモートカメラとして展開する。
また、リモートカメラコントローラー「RC-IP100」は、IPとシリアル通信の双方をサポート。「XCプロトコル」対応の「CR-N500」「CR-N300」に加えて、シリアル通信対応の屋外向け4K PTZリモートカメラ「CR-X500」も遠隔制御でき、最大100台のカメラ(シリアル通信で接続できる「CR-X500」は1台のみ)によるシステムを構築できるとのことだ。
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